自由に自然に自給自足パーマカルチャー生活つくり日記

 パーマカルチャー実践編 | 農ある暮らし | 学習・情報 | 日記・旅 | 計画・企画

マクロビの真意

マクロビオティック7号食というのがある。マクロビオティックの提唱者の桜沢さんの本で読みました。

1食のごはんが、玄米ご飯1膳(約半合)にごま塩少々(ゴマ:塩=4:1)のものだけの食事です。究極のマクロビオティックということになるのでしょうか。これでさまざまな病気にも効くし、健康にもなると提唱されています。

で、これを少しの期間実践してみたのですが、

朝起きて、まず1合半の玄米を炊きます。圧力鍋で約40分で出来上がります。
そしてそれを朝昼晩の三食に分けて食べます。朝焚きたて時のみほかほかで、昼と晩は冷ごはんということになります。この質素な食事ですが、何かとても言葉にできない開放感がありました。何かひとつ自由を得たような感じです。

それは簡単に言うと、食料が一日玄米1合半で、食事の用意が一日一回、また玄米なのでお茶碗も洗いやすく毎回洗わなくてもいいくらい。そういう作業からの開放と、玄米なのでゆっくり食べる習慣になり、その半合のご飯で足りてきます。おなかが空きそうになる少し手前で食事を取ります。大体朝8時と11時半と17時半くらいです。

食べることの大切さもさることながら、食べることの中毒が解毒された感じです。毎日、毎食何を食べようかと悩む習慣、というか何かいろんなものを食べなくてはならないという思い込みによる中毒。味覚を満足させるために試行錯誤をせねばならない料理。そしてその習慣で膨れ上がった胃袋を満足させるためにたくさん必要となる食材。それら全てから自由になると、時間もお金も心にも計り知れない余裕が生まれたのです。

結局のところ、世に言う栄養学や食事のバランスの常識は、横においといて良く、ビタミンやカルシウムといった栄養素を食材から吸収するのではなく、自分の体内から作り出す体作りという観点があり、それを補うためにも7号食が理にかなっていると思います。この食事をしていると栄養不足になる前に、体が自助作用により自分で栄養素を作り出そうとします。そのエネルギー元が玄米です。そして、その自助作用そのものが本来の体の役割に戻ることだと思います。それ自体が健康や病気を自然治癒する体力に繋がるのだと思いました。

食事習慣から自由になることは、生活不安からも開放されていきます。
ひとつひとつ安心感と余裕感が沸いてくるような感じです。

これだけでいい  から これで充分  になります。


季節の食材や、それこそおいしい野菜は、時々食べればいいと思います。
料理は中毒にならずに、趣味として楽しめばいいと思います。なので毎日の義務としての食事があるのではなく、7号食というベースに、趣味で彩られた料理をそのときに採れた野菜や食材をつかって楽しむとてつもない贅沢となります。


マクロビオティック料理も本で読むと非常に凝っておりアイディアにとんだものも多数ありますが、それはこういった余裕の贅沢を楽しむための究極の趣味なのでしょう。そうと考えればマクロビ本のレシピにも腑に落ちるものがあります。


毎日毎食何か食べたくなるのは、義務や必要ではなく、半分以上は中毒だと気づきます。
栄養学からみた献立を毎日考えるのも、非常に悲しい不自由です。そして簡単に手に入る間食や外食の誘惑には、いまだに勝つことはできません。いっそ出家し山にでもこもらなければ実現できないのではないかと思うくらい、まだまだ精神力が鍛えられていません。

しかし我慢することは無いと思います。我慢のうちは行動が良きに発揮できないとも思います。足りて満足する気持ちが大切で、それに行動と内容が伴わないうちは体にもこころにも毒になるかもしれません。
ただ最初の少しの我慢は必要なようです。でもそれがずっと続くわけではありません。2~3日で我慢の気もちは終わったりするものです。


朝、ごはんを焚く。
朝ごはんを食べる
野良仕事をする。
昼ごはんを食べる。
昼ねをする。
適当に働く。
夕ご飯を食べる。
団欒する。
寝る。

ここで、ひとつ何かとてつもなくたいせつな仕事だったと思いついたのが、田んぼでした。
7号食を1年続けるために毎年1反以内の田んぼをする。そして実らせて収穫することは、生活の基本として誰もができたほうがよく、そして誰もが知ってなくてはならないことだと思いました。

化学肥料で簡単にできる田んぼから、こだわって世話を施す田んぼまで、なんでもいいと思いました。

とにかく田んぼで自分たちのお米を収穫することが、どこぞでお金を稼ぐよりも、プライオリティは上であると思います。

料理が贅沢な趣味となると、畑もそれに準じて贅沢な趣味となるかもしれません。
ご飯に味噌汁が欲しければ大豆を1/4反、育てればいいでしょう。しかしそれも必要ではなく、彩りある食事の贅沢になります。漬物にする野菜やゴマ塩のゴマくらいは、せっせと作ったほうがいいかもしれません。

大根、白菜、おくら、たまねぎ、さやえんどう、大豆、かぶ、にんじん。これくらいがあればいいと思われる野菜たちです。これに多少のハーブ類で味付けできればいいです。それにその土地にあった基本的な野菜を簡単に育てればいいでしょう。
後の夏野菜やじゃがいも、トマト、ブロッコリーやサラダ菜類等は、趣味で楽しめばいいと思います。であれば畑の面積は、

1/2 田んぼ
2/6 大豆
1/6 野菜畑

というくらいの配分に落ち着くと考えます。大豆は味噌と豆腐、煮豆等と作るために多少多く必要です。
これで家族3人くらいが一年まかなえると思います。
ただし家族全員がそんな質素な食生活に同意しているのでなければ、その限りではありませんが。
特に子供がいるとそんなことも言ってられないかもれませんね。そうか幼少の頃から習慣になると、子供でも満ち足りた食生活をこれでおくれるものなのでしょうか?

ちなみにうちの犬は子犬の頃から野菜を食べており、たいがいの野菜は食事として食べれるようになっています。キャベツでもにんじんのへたでもたまねぎでも大根でも喜んで食べています。

自給食におけるこれくらいの発見が、7号食を少しやってみて思いつきました。


太陽エネルギーを唯一物質に変えるクロロフィル(葉緑素)から得られるエネルギーをふんだんに含んだ野菜類を食することが食事の大切な部分であると学び、太陽をいっぱい浴びた畑からとってきた緑色の野菜をさっと調理してさっと食べる。マクロビな食べ方もあるのですが、そこからさらに、栄養素とエネルギーを体内で自給するためのこの7号食。
究極的には、呼吸でこのエネルギーと栄養素を作り出せるようになるそうです。ヒマラヤのヨギは。


食べ物へのこだわりや執着が、人を一番不自由にしているかもしれません。

Posted by syn at 2008年06月07日 09:36 | トラックバック(0)
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?







パーマカルチャー実践 [一覧] 農ある暮らし・畑 [一覧] 学習・情報 [一覧] 日記・旅 [一覧] 計画・企画 [一覧]
社会風潮 [一覧] マーケティングセキュリティ [一覧] ココロの思考記録 [一覧] ミスティック [一覧]
便利になること
 └ ZvpjbMjDKX -09/04
test
 └ Ghfqkpju -08/04
パーマカルチャー的ビジネス構造
 └ Moly -06/01
携帯でテレビ
 └ Nicholas -01/30
安曇野塾8
 └ name -01/02